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恋は馬鹿げたことか [想い]

人の恋はつまらなさ過ぎて辟易してしまういつか夢にしていた恋物語は若い頃の僕たちそのもので最初の一歩から心が痛くて進むのも戻るのも失敗しそうでそんな狭間に落ちていることこそが恋と感じていた隣に座った君の髪の香りと汗ばんだ腕の冷たさを僕は受け止めきれずにじっと涙をこらえてたそんな月日が流れてキスをして抱きしめてそうして大人になると言うけれど僕はそんなことを受け入れられずに茶化していたやがて君は去ってゆく僕は傷を抱きしめるそれでもきっと新しい時が来て夏の日の夕立のようにキラキラ木漏れ日が帰ってくると思うしかないんだ思わなきゃやっていられない水たまりに映った空のグラデーション滲んだ目で見つめてる


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