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この年の終わりに [たび]

また普通に旅に出て普通じゃないものを見たい。消えた鉄路のきれっぱしに耳を当て、遠い昔の汽笛の音とレールの響きを感じたい。缶ビールとおつまみの昭和の香りを嗅いでいたい。僕はまた旅に出ます、体の続く限り、心がある限り。
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さらばADHD [双極性障害]

今でも注意欠陥性という表現にピシャリとあてはまる、昔は試験の答案に名前を書き忘れる、マークシートの答えが一行ずれる、先生の名前を間違えるなど。今はまず起きたまま降りる駅を乗り過ごす。電柱や壁に普通にぶつかる。溝に落ちる、切符を落とす、財布を落とす、その日のプレゼンの資料を忘れる。薬を飲み忘れる。いつも気合を入れていないと何が起こるかわからない。こんなことでどうして今まで生きていられたのかが不思議です。大学を卒業して社会人としてここまで来たのはどうしてだろう。抜け目のない事が嫌いなのは自分ができないからだろうか。だけど、今年でADHDを卒業しようと思う、それは病としてのADHDは卒業できないが、わたしの中で卒業しようと思う。
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この夢はまだ続くのか [うた]

気がついたら誰もいない暗い道を
よろけながら歩いていた
灯りなどない道をとぼとぼと
ちっとも苦しくなんてないし
誰にも抜かれることもない
みんなもう行ってしまったよ
道はどんどん細くなるばかり
僕は何処に行こうとしているんだろう
それさえもわからずに
疲れちゃいないんだただ眠いんだ
酔生夢死そんな言葉になる
たぶんそうきっとそう
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呆然自失 [想い]

自分の人生をよくよく振り返ってみれば、あまりにも虚しい悲しい、そして馬鹿げている。生きているだけでろくなことをしていない。何か人のためになることをしてきたか?何かを教えることができたか?自堕落な生き方ばかりで本当ならとっくの昔に破滅していた。人の肩に寄りかかりながらここまで来たからこんどこそ自分の力で支えなきゃいけない。こんな生き方今年で終わり。
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病を超えてゆく [双極性障害]

自分を褒めるのは気恥ずかしい、だけど今はそんな気がする。これも双極性障害のせいかもしれない、だけど子供の頃から僕を操ってきた、注意欠陥性多動性障害ととの長い闘いの歴史で、ものすごく変わり者だとかおかしいとか言われ続けながらも、どちらかと言えば集団から排除される事ばかり。社会人になって病気による休職はあったものの、定年までそれを表に出ないように、破綻しないようにする努力が報われているような気がした。ほかの人にとっては取るに足らないことであってもこういうことは自分にとっては大きなことなのだ。最後まで気力が続かない、ミスが多くて任せられない、他の人と衝突する。ダメなことこの上なし、それでも、壊れないように壊さないように生きてきた。偉くなったわけでもない、それは病を考えると自分のためでもあるしほかの人のためでもあった。僕は自分を始末するのに一番労力を使う羽目になる、そうわかっていた。ADRD→双極性障害という典型例をたどって今も薬は離せない。だけど、ここまで生きていろんなことをやって儲けものだよ僕の人生。双極性障害は自殺企図率も高い、特に大鬱期が長いと危険だ。私は死なない、電車に飛びこみそうなことはなんどかあったけれど、地下鉄の柱にしがみついたり橋の欄干に足を絡めたりして、自分の頭に生きる意思表示をした。馬鹿げていると思われるだろうけれど変な病に脳を支配された場合、どんなに認知行動療法をやっていても負けそうになる。とても弱い人間の中で風が吹いただけでも折れそうになる。それでも他人に迷惑をかけたくない、できれば人の役に立ちたい、そんな心も捨てずに持ってきた。病は手ごわい、だけど人間であることからは逃げないから。
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全ては共にあることを [想い]

友人のご子息が亡くなられたという
わずか25年の生涯だったと言う
夭折する子供がそうであったように
優しく人の気持ちがよくわかるいい子だったと言う
勉強だってよくできたと言う
何時だってそうだ子供の親を待たない死は
かけがえのない大切なものを力づくで奪ってしまう
僕には悼みの言葉を差し出すしかない
きっとその子の魂前には数多の悼みが
供えられているだろう
生きて残るものには何も残らない
それでも細い糸を手繰り寄せて
生者と死者の通信を試みる
ずっとずっといつまでもどこまでも

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抜け出して、街を [たび]

始発電車に乗ってまだ明けぬ街を出る
先週買った青春18きっぷをポケットに
時代遅れと言われても大時刻表をリュックに
何度も何度も同じ電車で北へ南へ東へ西へ
帰省客や上京する人で東京駅はもう人混みの中
今日は静岡方面へ行こうか
でも東京駅で疲れに襲われ
じっとホームのベンチに座っていた
これも一つの旅の姿
疲れている確かにそうだ
さようなら

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悲しみの色 [想い]

半透明な悲しみを見つめている
涙で縞々になった景色には
鳥が一羽横切った
色は白か黒かはわからない
盲目になる前の一瞬だった
それから目の前が金色に輝き
ぷつりと音がして全ての幕があろされた
あれからもう何も見えない
僕が閉ざされてこの世界で
何を悲しんでいるのだろう
何も見えない何も動けない
最大の許しを乞うのではありません
最大の許しを与えます
ただの暖かい塊となっても

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風邪のようだ

師走になって風邪を引いたか、熱っぽくって頭が痛い
コロナではないだろうが、何となく嫌な雰囲気だ
家の近所では何を狂ったかイルミネーションが
以前にも増して輝いている、こんな千葉県の奥地に
誰が見に来るんだろう、確かに暗くなっても寂しくはないが
なんだかよくわからないコンセプトでゆるキャラやキツネや
コスモスがイルミネーションになっている。また年明けまで
続けるらしいが人口が増えている間はいいが、また
すたれてしまうのではとちょっと不安。

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書く気が進まない12月 [ためいき]

こんなにブログをあけたのは随分なかった、それは忙しさとか疲れとかとそういうものを越えた何かが僕の手を止めている。この年の瀬なのに押し迫った感覚もちゃんとあるのに僕には書けない。お悲しみはその色にも出ていない、だけど心の奥の方で寂しさの弦が啼く。振り返りし日々よ思い出は涙にゆすれ、夕日の一片が消えた。僕はあの人に何かを投げた、本心での想いが砕け散ったこと、きっとそうだと思っていた。それが僕の勝手な思い過ごしだったことを聞いたのは随分後の事だった。それを笑って過ごせるようになるま引きずったのは数年のことだった。それが長いのか短いのかはわからない。生きてゆくのに諦めには必須のことだと分かった。


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