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歳を重ねて [想い]

コロナななどにかかり、何も出来ずに新年迎えている。じっと部屋に籠り思い出のさざめきを聴いている。故郷は遥か遠く身寄りもなく、こころを寄せた人は知る由もない。アルバムの中には若い頃のままのわたしがみんなの中で笑っている。忘れてしまう前にここに帰りたい。
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誰かはわたし [想い]

あの頃嫌いだった言葉たちが
いつのまにか周りに溢れている
くだらないたわいもない想いなんて
そんなものさえ敵視して
ほんとうに小さいつまらない弱い
世の中なんてダメな世界だと信じてた
愚かさに浸かりなんの才能のかけらもない
それが私だとわかりはじめて
ただしそれは怖れる必要もなく
すべてが収束する数式であったよう
それが葛藤と心の果てにあるもの
そう思います

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何がわかるか [想い]

人間は人文の境遇を思う時、同情されればわかるわけもない癖に過小評価されると思えなんかに何がわかるかと思う。だから、最初から人の言葉を期待しない。自分が世の中で一番大変だとかついてないだとか思うこと自体、相手にとってはどうでもいいこと。だから、逆に気休めの言葉も自分の体験も語らない。死にそうになったり、理不尽な経験で何かを失ったり第三者の所業で病気になったり、その程度のことは言う価値もない。今を生きている僕には過去なんてどうでもよく、もし死がそこに迫っているとしてもそこまでの時間だけが問題。昔、長く入院していた頃、病気自慢の患者が山ほどいた、愚かにも自分がいかに大変か痛いかを喧伝する。本当に愚かだと思う、発達障害や心の病のリハビリ施設で一生懸命に復職しようとしている人にこれで復職してまた休職ですかなどという。世の中狂ってる。
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なぜッカ恋愛論を思い出す [想い]

僕が一生懸命に君が好きだと言っても君は本気にしない何もかも捨ててしまおうと思っていたのにそれはとても邪魔なことだとわかっているからそうしない当たり前だけど本当の自分御心を押さえるのは良い事ではないなんて言う人もいるけれど相手が好きでもないことを自分の都合で押し付けることは出来ないしましてや自分の都合の良いように考えるなんてできない、そうそれが普通だからこそ浮かばれない、世の中は自分より相手を優先しなければならない
自分がもし我慢とか思いやりを忘れて自分の行きたいように生きてしまったらどれほど悲しみをまき散らすだろう、大バカ者の愚か者が、でも自分の意志を押し通すことがかっこいいとか人もうらやむ生き方だだなんて子っぽっちも思わない人に見られていることに快感なんて感じないし時代に勝っているとも思えない何をしても所詮僕は僕人には勝てない勝ってもいけない戦いは好きだけど勝つのは好きじゃないこんなふうにしても60年は生きてこれる、そこそこの生活はできる
それを妥協の産物というのかはわからない、自分の一番気持ちのいい場所で気持ちのいいことをしたい、そのためには手段も選ばないし他人のことなどどうでもいい、それだけは思わない。それが理想の生き方だなんて気持ち悪い。こういうと、反論は出るだろう、みんな自分が気持ちのいいことを感じるために自分こそ凄いいんだ、他はバカなんだと思いたいはずだ。そんなわけはない、無理に自分を持ち上げても愚かしいだけだし、そんなことにつき合わされて喜ぶバカもいない。所詮、人とはそんなもの。ああ、愚かな自分に見切りをつけておいて正解だった。


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生きることは恋すること [想い]

生きていくうえで僕にとって大切なものは誰かに恋をすること子供の頃から明日はあの子に会える話ができるとそれを糧にしてきた多くの場合は決して叶うことのない恋で言い出すことすらできなかった何度か逆に申し込まれることがあったけれど優柔不断にふるまっただから後で気が付いた時には遅く本命を逃したりしただめな奴と言えば本当にダメな奴で情けない奴と言えばこれほど情けない奴はいなかったそんな高校時代まででたった一度だけ思いが通じたことがあった
本当に爽やかなあまりにもストイックな恋だった例えば朝は僕が乗っている電車が駅に着くと改札を超えた橋のところであの子はいつも待っていてくれたし肩を寄せ合いながらでも手も握れずに學校までの道を歩いたあの子の香りの中に使ってこれ以上のない切なさを感じていたそれでもすこしづつ距離が詰められて顔を見合わせる手をつなぐ喫茶店で二人でお茶する休みの日に図書館で待ち合わせするそして初めてのキス半年以上かかってやっとそこまで抱きしめたのは空きも深いころだった


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妬まない憎まない嫉まない [想い]

当たり前だけど、つい思ってしまうものらしい。他人にはあまり興味がないせいか、憎まない嫉まない嫉まないは継続できてる。ただ、悲しみや辛さには共感できるくらいの感受性はある。一肌脱がなきゃいけないと思えば見返りなどいらない、誰かがやらなきゃいけないことはこっそりやる。これからもそうだろう、これも多分発達障害を隠すためかな。
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恋は馬鹿げたことか [想い]

人の恋はつまらなさ過ぎて辟易してしまういつか夢にしていた恋物語は若い頃の僕たちそのもので最初の一歩から心が痛くて進むのも戻るのも失敗しそうでそんな狭間に落ちていることこそが恋と感じていた隣に座った君の髪の香りと汗ばんだ腕の冷たさを僕は受け止めきれずにじっと涙をこらえてたそんな月日が流れてキスをして抱きしめてそうして大人になると言うけれど僕はそんなことを受け入れられずに茶化していたやがて君は去ってゆく僕は傷を抱きしめるそれでもきっと新しい時が来て夏の日の夕立のようにキラキラ木漏れ日が帰ってくると思うしかないんだ思わなきゃやっていられない水たまりに映った空のグラデーション滲んだ目で見つめてる


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ひとにのぞまない [想い]

ここ一年ほど体調がすぐれなくてそして思わぬ忙しさで
どこかに心を置き忘れていたような気がします
柔らかく潤っていたはずの心の薄皮は
いつの間にかカサカサにひび割れて啼いていたようです
さっき取りに行ったらすでに壊れそうになっていました
人は疲れると心は鋭敏になる人もいるにはいるけど
やっぱり僕のような普通の人の心はこんなになってしまいます
それを気が付いてあげられるのは自分しかいないわけで
ほかの人に望むのは無理ですわがままです
人に自分の心を慰めることを望んじゃいけません
僕は僕ですしあなたはあなたですしあのこは所詮あの子です

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子供のように、見果てぬ [想い]

夢が覚めたなら少年の僕がいて
腕の中に知らないひとがいる
甘い香り漂わせ目を閉じている
君は誰なのこの香りは想いがある
僕は何を忘れて何を覚えたの
胸の痛みもトキメキも捨てて

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かぎろひ [想い]

朝家を出る頃にはまだ日は昇っていない
けれども会社に着く頃には
東側に向いた窓の向こうが赤々と染まってゆく
昔読んだ人麻呂の歌のように
ひんがしの野にかぎろひの立つ見えて
かえりみすれば月かたぶきぬ
本当に群青色の紙に朱を落としたような
かぎろひがめらめらと吹きあがる
千年たっても変わらない光があった


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