悲しみは青い空

青い空に木々がすうっと浮き上がってなんだか目に沁みる、誰がなんて言おうと僕はとても悲しくて震えている。恋人を失ってしまったわけじゃない、人生を悔いているわけじゃない、誰かを傷つけてしまってもいない。僕の立っているこの位置があまりにつまらなくダメなのだ。ほんとうにくだらない、生きる術もない。見上げた空には何一つ曇りも無い、この対比に絶望している。

旅に行けない

マイルも結構ある、行きたいところもあります。だけども何処へも行けない、仕事で出張はあったけれどなんとつまらないことか。仕事に余裕がない、嘱託になって給料は下がったがやる事は同じこと。でもなんとか山を越えてまた明日から旅に行けるように、それだけを待ちながら。

コロナなんて

酷いことにはならなかった、熱が引かなかった以外。だけども、だからと言って外出はしなかった。他の人にうつしてしまったら最悪、自分のことだけ大丈夫ならいい、そんな気にはなれない。インフルエンザも増えてるし持病があるから無理もできない。正月殆ど部屋から出れなかったので足が弱っている。文句を言ってはいけないが、つまらない年末年始だった。仕事が溜まって押し潰されそうだ、ますます気が重い。

閉じこもってはいない

先生、僕はそんなに嫌なやつなんでしょうか？自分のことしかかんがえていない、優しさのかけらも無い。そう言われて通信簿に書かれて気にしないふりして、でも泣いていた。周りのみんなそんな事言っていないのに、けれども先生はわからない。もちろん、自分の病気のような不思議な感覚も気がついていた。集中力が持続しない、忘れ物が多い、不注意が多い。勉強が出来ない、片づけが出来ない。だけど、閉じこもってはいけないといじめに遭おうが嫌われようが高校、大学へ行った。会社に入ればもっとひたすら我慢する事を覚える、頭の中から電気がほとばしるほどにキレたくなる。手が震える、口が痺れる、涙が出る、情け無いのは怒っている自分の理屈のほうがどう考えても間違ってること。自分のいい加減な理屈を無理にでも通すために怒ることは酷く愚かで馬鹿だと言う事が身に染みてくる。病気のせいにする事で救われることはなかった。ADHDは踏み絵ではない。

歳を重ねて

コロナななどにかかり、何も出来ずに新年迎えている。じっと部屋に籠り思い出のさざめきを聴いている。故郷は遥か遠く身寄りもなく、こころを寄せた人は知る由もない。アルバムの中には若い頃のままのわたしがみんなの中で笑っている。忘れてしまう前にここに帰りたい。

誰かはわたし

あの頃嫌いだった言葉たちが

いつのまにか周りに溢れている

くだらないたわいもない想いなんて

そんなものさえ敵視して

ほんとうに小さいつまらない弱い

世の中なんてダメな世界だと信じてた

愚かさに浸かりなんの才能のかけらもない

それが私だとわかりはじめて

ただしそれは怖れる必要もなく

すべてが収束する数式であったよう

それが葛藤と心の果てにあるもの

そう思います

忘れた頃にコロナ

こんなに押し詰まってまさかのコロナ、症状は鼻水と喉の痛み。年末休みが台無しに、青春18きっぷは今日買う予定だったから、まだいいか。なんだかんだでいつも間が悪い、実家に帰ってなんか思わずに良かった。仕方ない、ひたすらテレビで過ごす。

わからない

旅ではない、出張で北海道に行く。札幌には行かない、帯広、北見が目的地。奥方はコロナで行かない方がいいと言うが仕事だし、北海道でも田舎の方はあまり蔓延していない。とはいえあまり気乗りはしない、６０超えたら重い仕事はしたくない。賃金半減してまでも前と同じ事はちょい無理かな。

心臓CT

心臓CTを取りました、まだ結果は分かりません。カテーテル入れる訳じゃなかったから、悪いと決まってない。不正脈とポンプ機能が弱っているだけ、糖尿病だからある程度覚悟している。急に血圧が高くなる、頻脈になる、ここんところよくない。

抗えない

何もかも流れてゆくままに、どうしようもない。心臓の冠動脈が細くなっているらしい。カテーテル入れる、ステントはいれずにバルーンにするかな。なんかそんなのどうだっていい、最近投げやり。何をやってもダメだしつまらない。