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哀夏2 [懐かしい]

。実は高校1年の時にも同じような登山とキャンプがあった、そこでもまた哀しい思いである、それはまたいつか。その中学校キャンプは事前に組み分けがされており、男女3人ずつが1班となっていた。男はどうでもよかったが、女子3人は苦手なのがそろってしまった。朝家を出るのも何となく気が重い。せめて好きな子が近くにと思ったけれどいなかった。このような、何とも力のはいらない、キャンプは僕にとってつまらないものこのうえない。しかし、やると決めたわけだから(たとえそれがだれであっても)楽しいものにしなければいけない、みんなが楽しくしなければと、まるで道化師のように笑いを誘い日頃話をした事もない女性とおしゃべりをした。どこの誰が見たって僕が一番楽しんで見えるようにしなければならない。だけど、どこかで疲れてため息をついていた。
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