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すりガラス越しの季節 [想い]

日が暮れそうな時の目の色
頸筋に冷たい風が当たって
鞄が少し重くなる
一生懸命走っても
夕陽の沈むのに追いつけない
道草していたわけでもない
小学生の足で4キロは遠かった
ただそれだけの事なのに
半べそかいてほとんどない街灯を頼りにした
フクロウの声やモモンガの声が化け物に
聞こえて耳を塞いだ
たまに通る車があったかく感じた


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