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凄まじきものとして [ものかたり]

時間は待ってくれない、だけど時間に追い回されたくはない。年を経て時の流れが速くなると余計に無理に時間に追いつこうとしないようにしている。真冬に雪をかぶってぶら下がる柿の実のようにみじめに見えようとも、時を違えてもそのままでいる。冬の日の陽光の温かさにふっとため息をついて、なんでもいいもう二度と春は来ないとわかっていても、、ここにいる。
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