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寂しさを抱きしめて生きるから [想い]

どんなに一生懸命にやっても
うまくいかないことの方が多い
それで途方に暮れて寂しい言葉をつぶやく
俺は悪くない世の中のせいだとか
そう言ったって何も変わるわけじゃない
自分を慰めて何になるだろう
それならば恨み言など全部飲み込んで
枕濡れるまで泣くがいい
誰にも悲しみは見せないで
笑って倒れるまでここにいる
そこまでいきるから
僕そうしたいと思います
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嘘つきの癖 [ためいき]

口元が痛い眼を上げられない
誰だって嘘をつく
嘘を嘘で塗り固める
そんな自分に哀しくなる
ペンの先が自分に飛んでくる
人の噂が心を削る
自分で蒔いた種だから
自分しか解決できない
抜け殻のような心がうつろに笑う
恋人にも両親にもいやせない傷がある
僕が存在することで発生する
不条理の条理がずっとある

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快速電車 [うた]

どうしようもないほど悪い僕だったけど
いつも君は優しく笑ってくれたね
僕のことを最初で最後の人と
いつも言ってくれてたのに
ある日突然僕は消えたんだ
少し寂しい背中を見せながら
駅の階段上がるとき振り返らないと
想いながら君もこの町も見ることはないと
壊れすぎたんだ心が
君のようなあんまり完璧じゃないから
今は快速電車の中から
沈む夕日見つめながら
通り過ぎるホームに君を捜してる
会っちゃいけないとわかってる
見れば涙が止まらなくなる
だからいつも快速電車

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愛されないよ [ためいき]

昔は僕のことを待ってくれてる人がいた
こんな不詳の倅のことを
自慢の子供だとお袋は思っていた

いつしか街に出て人と出会い
やがて恋をしてしまう
こんな僕にも母親以外に待ってくれる人ができた
どこがいいのかわからなくても
それでも確かに僕がいいと言ってくれた
そんなことを繰り返して時は流れた

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秋の帰り道 [昔語り]

中学生くらいだっただろうか
自転車で通っていた帰り道
急な坂道を自転車を押して登った
そんな時はかわいいMと一緒に帰った
Mはやせっぽちで笑顔がかわいい
みんなに好かれるアイドルだった
僕は少し心が浮き立つのを我慢して
たわいもないことを話した
Mは嫌な顔一つせず相手になってくれた
一度として好きだと言えなかったけど
僕の気持ちはもう見え透かれていただろう
三叉路で秋の陽に照らされたMを見ている

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永遠なんてないよ [ためいき]

永久だとか生きている間ずっとなんて
無理な言葉を言わないで
今この時で精一杯なのこの距離でいいの
十分すぎるほどあなたが傍にいる
うれしいのに満たされているのに
涙が頬を伝うのは何故
こんなに苦しいのはなぜですか
この恋が風の前の灯に見えるのはなぜ
消えそうで泣きそうで目が見れない
徒な天使が幸せを消してしまう気がします

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差し伸べる勇気 [想い]

その手をもっと遠くに差し伸べて
きっと誰かに届くから
自分で思うよりもっと手の届く世界がある
昨日まで知らなかった人も
身近になってしまえば
思い違いが笑えるから
今夜は二人で何を食べようか
そう思うだけでドキドキしている
私の勇気にありがとう

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病をそっと傍に置く [ものかたり]

病気ってやつは本当にしつこい、今までに伝染病以外でなった病気は簡単なものから厄介なものまで、でも一番は発達障害だろうか。注意欠陥性多動性障害こいつには今でも悩まされる。それに糖尿病だろう、この二つは今でも悩みの種だ。一方で腎臓結石やベーカー嚢腫は痛いが死にはしない。痛いと言えばばね指だってガングリオンだってこむら返りだって痛い。怪我だって後遺症はしつこい、右足複雑骨折膝蓋下動脈損傷、左手小指粉砕骨折、右腓骨骨折、両肩の脱臼癖。椎間板ヘルニア、、扁桃肥大、副鼻腔炎、十二指腸潰瘍、難聴、緑内障どれから治そうかと思うままにお付き合いしてきた。世の中の多くの苦しみに比べれば全く大師ことはないとわかっているのに、気分が滅入るのは何故だろう。病は気からというけれど気は病から、気が付かなければなんと楽だったことか、そうも思える。妻のように検査したりするから病気が出てくる、検査なんかやめちまえ、という。わからんでもないが、自分の時は大騒ぎするのは何故?
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僕のことを悲しくする [双極性障害]

楽しい思い出なんてあっただろうか
変わった子だと変な子だと
遊んじゃいけないと言われていた
それでもちゃんと相手になってくれる子もいた
わかってくれる先生もいた
だけどやっぱりのけ者にされたり
ダメな子供最低の子供と
ののしる先生がほとんどだった
上級生から生意気だと校舎の裏に呼び出されたり
蹴られたり殴られたりした
それでも學校へ行っていたのは
僕を普通に扱ってくれる人たちが
確かにそこにいたから
辛い寂しい哀しいとか感情を握りつぶして
微かな希望がそこに見えたから
自分で命を断てる勇気もないし
報復なんてありえない
自分の辛さ苦しさをほかの人に与えて
それが何になるだろう
僕はどんな悪人にだって苦しむ悲しむ
そんな姿は見たくない
過去のすべてが僕を構成している
思い出とは言えないにしても

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終わりのない憂鬱 [想い]

なんにも未練もないけど悲しい事をこれ以上は見るのは嫌です。自分に起こる不幸は自分が我慢すれば良い。だけど人びとに降りかかる酷いことは耐えがたい。かっこなんてつけてない、優しいふりなんかしない、いい人ぶってなんかいない。生まれてきてからずっと、そう考えていた。それが人間だと信じてた、けれどもそうではないこともわかってきた。でもさ、それがどうした、自分が一番大事と言うのはわかっている、それでもいい。だけど私は自分と同じくらい、人が大事。狂おしいほどに。
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