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大雨のこと [昔語り]

梅雨末期の豪雨で大変だ、僕が小さいころに何度か大きな台風が来てその度にいくらかの被害を受けた。床下浸水や石垣の崩落、瓦やガラスの損傷はいつものようだった。石垣の崩壊は私の家が山を削って平坦地を作りその周りを石垣で固めていたのだが、台風が去って朝玄関を出ようとしたら玄関の前までが無くなっていた。家が数十センチほど浮いている状態。これはまいった、朝になるまで誰も気がつかなかった、相当な石と土砂の量だったの音とか振動とかあったはずなのに。以前にも書いたけど朝いきなり向こうの山が地滑りで流れるのを見たこともあったし。目の前を鉄砲水が走ったことも、足がすくみそうになっても、不思議と退避行動をとるのは人間てそうできているんだとおもった。
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